短 歌
国体記念歌
(二)
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「国体記念歌」(二)
Japanese Dream Realization


「国体記念歌」
天川貴之
ささやかな 佳き歌の中 宿りゆく 命のあれば 生きるかいあり
文 創る 霊威の泉 誰にあれ 心に響く 詩になればよし
文つづる 無限の力 内に観て 楽しくあれば 足ることを知れ
美があれば 天上のもの 証なり 勇気をもって 伸びゆけ言の葉
たとえ文 徒らとなり 遺っても 試合を観つつ つづるは楽し
一首さえ 一行さえが 遺るなば 経の呼吸の 感動は活く
人生の 小さなことに 執われて 悩める魂 シューズに委ね
はばたんの 十人十色 かわいらし 幼き箏の 透きとおるかな
若さとは 若き内には 知らぬもの 若さのおごり ありてこそ花
感動は 遅れてやって くるものと 知りつつ惜しむ ふくろうのごと
想いひだ いかなるものの 無駄ならず 和歌にして活く 哲学にもなる
移りゆく それ故にぞ 美しく 生まれる生命の 煌めきてあり
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