『哲学随想』を読まれて

(天川貴之学長著)






■ 岡崎研究所 所長  岡崎久彦先生


拝復前略
 天川学長の「哲学随想」を拝見しているうちに、文章暢達、論理明快、終わりまで一気に拝読致しました。この種の人間中心の正統的考え方は、国民の思想に裨益する所大と存じます。有難く御礼申し上げます。
草々
天川貴之先生

■ 九州大学 名誉教授  稲垣良典先生


謹啓
 貴大学の天川貴之学長の御文章「哲学随想」を拝読いたしました。さきにも申し上げたと存じますが、私が理解しえたかぎり、天川学長の論述は、さまざまな知恵の泉から、よきものを、謙虚に、かつ公正に集めて、よりよきものを創造するという姿勢に貫かれており、大変感服いたしております。
 又、書翰のなかで申しておられた「真実の意味における根本の形而上学そのものの復興」は、私自身、五十年の哲学研究の課題としてきたところでございますが、何ひとつ成果を挙げることができず、まことに痛恨の極みであります。何卒、天川学長に、小生の存念をお伝え下さいますよう、お願い申し上げます。
謹言

■ 神戸海星女子大学 教授  田辺保先生


拝復
 天川貴之学長様の「哲学随想」を頂きました。
博く、全世界、全歴史の思想的遺産を結集させた、比類のないスケールをもつエセーかと存じまして、大変感銘を受けております。誠にありがとうございました。
草々

■ 元憲法学会 理事  小森義峯先生


 先日は、天川学長の「哲学随想」を有難く拝受致しました。一般論、原則論としては、全くその通りであり、いろいろ教えられるところが多くありますが、さて、私が憲法学者として、「憲法典」の中に、「大宇宙の根本理念を個性的真理としてどのように応化し、具体的に表現して行くか」について、苦慮している次第です。
 天川学長にも宜しくお伝え下さい。