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「哲学的コラム」 | ||
Japanese Dream Realization |
「エマソンの『自己信頼』とショーペンハウアーの自分の頭で考えることについて」 |
「自己信頼」の哲学こそ、エマソンの思想の中核である。自分自身を深く剛く信ずることである。 自分自身が真に考えていることが人々の考えとなり、普遍性を持つということが真なる天才である。このような自己信頼があってこそ、人々は心から感動し、突き動かされるのである。 自分自身が確信していることを、人々に伝えることである。表現することである。まず、何よりも、自分自身の本質・本性に忠実になることである。 ショーペンハウアーも読書について述べているように、読書は他人の頭に考えてもらうことであり、真なる哲学的思索とは、自分自身の頭で考えること、思索することである。 自分自身の個性的理性の声に対する自己信頼がないと、真なる哲学・思想・芸術・宗教は出来ないのである。また、スポーツも、政治や経営も真に出来ないのである。 自分自身の努力精進を積み重ねながら、自らの個性的理性のオリジナリティーを持った思索の力を信ずることである。自分の哲学を貫いてゆくことである。自己の内なる個性的理性の声に、叡智の結晶と思索を加えてゆくことである。 自分自身の本性や個性の声にどこまでも忠実であることである。自分自身を愛し、大切にしてゆくことである。 自分自身の本質が、神性・仏性・理性・良心を有しており、その奥で神仏とつながっていることを信じて、自己の精神を開拓してゆくことである。 さすれば、自己の内なる無限の潜在力が湧出して、偉大なる仕事を成してゆくのである。 |