理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「天上の無限の愛と智慧と美を地上に実現してゆくことについて」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 ゲーテの詩歌というものは、永遠の美である。天上のイデアの美の地上への顕現である。

 しかしながら、それは、ゲーテの博識の教養に裏付けられた地上での体験を昇華したものである。それはまた、この地上における弛まぬ自助努力と、体験上の感情の結実したものでもあろう。

 このように、喜怒哀楽の感情に道をつけてゆくことは大切である。地上の感情を昇華して、詩歌として結実させて、その中から哲学的真理を導き出してゆくことである。

 この地上の生の内に、天上の生を実現してゆくことである。地上の愛を昇華して、天上の愛を示してゆくことである。

 天上のアレスの像を、地上において創ってゆくことである。天上の美しいイデアの愛を、地上において表現して、顕現してゆくことである。

 我々の心は天上世界に属しているものであり、天上の愛と美を感得して、これを、地上の言葉を通して、永遠不滅の作品へと成してゆくことである。天上界の芸術と哲学を、地上において想起して、創造してゆくことである。

 天上界のインスピレーションを受けながら、それを、地上の美と知恵として結晶させてゆくことである。天上にある無限の愛を感得して、地上において無限の愛を創造してゆくことである。

 無限の愛への無限の挑戦が大切である。からし種一粒程の愛があれば、相手の心は確実に変わるものである。それは、「一粒万倍」となって、結実してゆくものなのである。





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