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「哲学的コラム」 | ||
Japanese Dream Realization |
「リンカーンの本質にある徳治主義的民主主義と自由の徳について」 |
近現代における民主主義・自由主義の根本にある理念(実相)とは、いかに「神の国」に近いものを地上天国として育むかということである。 リンカーンの政治思想の根本にある「人民の、人民による、人民のための政治」というものは、主権在民のリーダーシップの基本である。 また、日本の聖徳太子の徳治主義というものも、十七条憲法や、その仏教原理というものも、基本的には、徳治主義的民主主義の原理なのである。徳というものが、政治の中に顕現されなければならないという基本理念があるのである。 それはすなわち、徳の幸える民主主義・自由主義の「神の国」である。それは、J・J・ルソーの理想国家とも変わるものではない。J・J・ルソーの自由主義的理念主義というものは、政治的徳治主義をその根本にしているのである。 仏教とキリスト教と神道を融合した徳治主義的民主主義というものが、新時代の「神の国」の原理である。神道・仏教・キリスト教と祭政一致する「神の国」というものも、現代においては、民主主義、自由主義、市場経済を前提に築かれるしかないのである。 リンカーンの政治思想の本質というものも、聖徳太子の政治思想の本質というものも、アウレリウスの哲人王の原理も、J・J・ルソーの民主主義・自由主義原理も、徳治主義的民主主義・自由主義によって、神の国を創ることにその本質があるのである。 「神の国よ、成れ」という理念は、現代においては、「理念の革命」として、「精神的ジャパニーズドリーム」の実現として、新時代における「神の国」を創ってゆくことになるのである。 徳を修めることを根本に据えて、仏教、キリスト教、神道を融合止揚して政治に応用してゆくことによって、真なる自由と民主主義の徳が生まれてゆくのである。 |