理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「『足ることを知る』から希望を実現へ」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 人生というものは、様々な輝きがあるものである。そのような、自分の人生における真なる光に満ちた幸福の瞬間をつないでゆくことが大切である。

 人生という一大光明劇の中で、光の場面を想い出し、それをつないでゆくことが大切である。そこに、愛を発見し、光を発見し、幸福を発見し、希望を発見してゆくことである。

 このような光の瞑想をなし、幸福の瞑想をなしてゆくことが、さらに、自己実現の瞑想をなしてゆくこと、希望の瞑想をなしてゆくことにつながってゆくのである。

 小説とは、自分の人生を振り返るためにあるのである。そこに描かれた所の他人の人生を通して、自己の人生を内省してゆくためにこそあるのである。

 さらに、「足ることを知る者は富めり。」「得がたきの貨を貴ばず。」(老子)とは、まさしく至言である。真に足ることを知れば、今、ここに、心の安定、心の幸福が得られるのである。

 このように、老子の哲学は永遠である。それは不滅の大道なのである。

 故に、足ることを知る瞑想は大切である。今の自分がどれだけ恵まれているかを発見することによって、感謝の想い、報恩の想いがふつふつとこみ上げてくると、真に人を愛することが出来るものである。真に天に感謝報恩出来るものなのである。

 真に足ることを知ることによって、それが、深い感謝報恩の想いへとつながり、そこから真なる希望の実現へとつながってゆくのである。





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