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「哲学的コラム」 | ||
Japanese Dream Realization |
「人生における久遠の輝きについて」 |
真理と一体となる時間こそ、人生における真実在である。それは、変転してゆくものの中にあって、決して消えてしまわないものである。それは、永遠の輝きであり、永遠の創造である。 心が平静である時にこそ、真理を正しく心に映すことが出来るのである。故に、正しい読書も出来、そこから真理を導き出すことも出来るのである。心の平静は、理性の輝きを増する条件なのである。 哲学者というものは、深い瞑想状態にあって、思索を為しながら、真理を導き出してくる者である。そうして導き出された真理の輝きが、天上の輝きとなって、瞑想に輝きをもたせて、人生を永遠なるものへと昇華してゆくのである。 そこにおいて創造されるものは、不死の実在である。永遠に読み継がれてゆく古典の創造である。人間は、真なる智恵の中に生きる時に、最高の悦びを得ることが出来るのでる。 このように、真理の輝きを自らの輝きとして自己創造してゆくことこそが、最高の自己実現であり、究極の自己実現である。 天上から天降ってゆく永遠の魂の輝きというものは、哲学によって永遠化される。それは、人々への愛の結晶ともなる久遠の輝きである。 叡智の結晶こそ、真なるダイヤモンドの如き人生の宝石である。その輝きは、人々に観せることが出来て、久遠に朽ちることはないのである。 諸君よ、光を掲げよ。光とは、久遠の知性の輝きである。久遠の智慧の輝きを人々に示すことが、哲学者の永遠の使命なのである。 |
〔 光明祈念歌 〕 | |
久遠なる | |
知恵の結晶 | |
育くむは | |
人生の輝き | |
無限の泉 | |
(貴) |