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「哲学的コラム」 | ||
Japanese Dream Realization |
「大局的判断が出来る男性を尊重してゆくことについて」 |
女性というものは、たいていの場合、男性が世界的視野をもって活動していても、自らの家庭が世界全体であると感じやすい。それ故に、女性と男性の認識の差が生まれ、大局的判断に立たないといけない時に、全く逆の判断をなし、男性の大局的判断をつまづかせることも多い。 しかし、大局的判断が出来なければ、永い眼でみれば、家庭も没落してゆくのであるから、長期的判断に心素直についていった方が本当は賢明である。 日常生活においては、相補う関係になってよいのであるが、いざ、緊急の時になれば、私の判断よりも、公の判断を尊重し、心虚しく、心を一つにして、難局を乗りきっていかなければならない。 では、何故、男性の方が大局を観る眼があるのかというと、理性的判断能力が発達しているからではないかと思う。それ故に、人類の哲学史に遺っているのは、男性ばかりである。この理性的判断能力がなければ、真に国家百年の大計も、世界千年の大計も観えてはこないので、大切に育ててゆかなければならない。 女性の場合、多くは感情的判断に流され、同情心の結果、ささやかな問題で、国家百年の大計や、世界千年の大計など眼中から消えてしまい、さらには、身近な異性問題や、金銭問題等に縛られて、自己保身をはかろうとして、男性の足を引っ張ることも多い。 それ故に、基本的には、男性のリーダーシップが必要となってくるのであるが、そのためには、逆説のようであるが、賢明な女性のリーダーシップが必要となってゆくのである。 緊急の時にあっても、相補完しながら、男性のリーダーシップを尊重してゆくことこそ、多くの場合、その生き筋にかなっていると思われる。 |
〔 理念光明祈念歌 〕 | |
新樹植う | |
国家百年 | |
大計の | |
そばに咲きけり | |
都草かな | |
(貴) |