光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「無限の智慧の海に心を開いてゆこう」



 JDRの諸君よ、諸行は無常である。しかし、移りゆく時間の流れの中で、一刻一刻に、永遠普遍の悟りの言葉、智慧の言葉を刻印してゆこうではないか。人生の中において、真理に学ぶ時間を積極的にとってゆこうではないか。その中から、一行一行を自らのものとして学び直してゆけばよいのである。

 いかに生くるべきかという問いは無限にある問いである。吾々は、そのいかに生きるべきかという問いへの答えを高めてゆくことが大切であるのである。

 世界は知恵で満ち満ちている。確かに、仏法もその一つであるが、それ以外の智慧も含めて、吾々は、大智慧海に生まれて、生かされているのである。

 ならば、人生において、少しでも大智慧海に眼を向けつづけようではないか。大智慧海に向けて心を開き、少しずつ少しずつ、倦まず弛まず智慧を修行してゆこうではないか。そして、修行したものの中から、自らの哲学を育んでゆこうではないか。そのこと自体が、人生を生きる意味があるといえるような崇高な営みなのである。

 人間として生まれて最高のことは、智慧を学び、智慧を修得し、智慧を育むことであるといっても過言ではないだろう。あらゆる智慧の海に心を開き、その門の一つ一つを極めていない未熟さを念い、また、何度も修熟した過程を念い、自らの智慧を広げてゆこうではないか。

 智慧というものは広いものである。確かに、心の用い方についての智慧も智慧ではあるが、それだけではない様々な精神像というものがあるのである。様々な精神像に心が開かれており、常に修行しつづけていることが大切なのである。

 それは、どこまでが一定のレベルに到達したというものでもないまさしく無限の階梯であり、また、人生を終えても無限に続く道程である。しかし、それ故にこそ、その過程を楽しんでゆこうではないか。大いに道を楽しもうではないか。大いに真理に楽しもうではないか。

 道は無限にある。無数にある。本当にそれら一つ一つが宝物のように観えてきたら、吾々は、人間として、人生の、世界の醍醐味を味わっているのであるといえよう。



〔 光明祈念歌 〕
  智慧の海
       無限に広がる
              人間界
                 智慧を探ねて
                      人の生 織る
(貴)



このホームページのトップへ 公開理念情報リストへ