光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「自由自在なる哲学的精神態度をこそ大切にせよ」




 諸君よ、考え方の執われを去るということは、大切なことである。それは、先入観をぬぐい去って、先入観を批判的に問うてみるということである。人間は、様々な思い込みによって、自らを束縛していることが多いのである。ある時は、それが特定の思想であったり、アイデアであったり、そこから影響された自己の観念であったりするのである。

 そうした特定の自己の観念に、必要以上に執われなくともよいのである。むしろ、そうした固定観念を、一つ一つ主体的思索をもって問うてゆくという姿勢が大切なのである。自らの良心と理性に基づいて、一つ一つ主体的思索を重ねてゆくことによって、真に自由自在な精神態度というものを獲得していただきたいと思うのである。自由な精神に優る価値は、あまりないといえるのである。この自由自在な精神態度こそ、哲学者の原点ともなるべきあり方であるといえるのである。

 諸君は、すべからく、哲学者であって頂きたいと思う次第である。力剛い思索の力によって、自らの道を開拓していって頂きたいと思う次第である。もちろん、そのためにこそ、深く丁寧な広い学びが必要になってくる訳であるけれども、学びというものが真に活かされるためには、主体的な思索する精神が要るものなのである。

 主体的な思索する精神というものは、無限の可能性を秘めているものである。まず、限りなく自己内省し、自己の根本思想や諸思想をよりイノベーションしてゆくことも可能であるし、さらに発展させてゆくことも可能であるといえるのである。

 その意味において、真に自立した哲学的精神によって、神の啓示を真に活かし、応用し、実現成就していって頂きたいのである。真なる神の啓示は、真なる哲学者に活かされることによって、その生命を伸ばしてゆくといえるのである。

 諸君よ、すべからく哲学者となれ。さすれば、すべては善くなってゆくしかないのである。





《光明祈念歌》
逆境に
 
同等以上の
  価値あると
信念とする
  生老病死
(貴)





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