JDR理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「ささやかなゲーテサロンのようなものを各所に創ってゆこう」

 諸君よ、文芸全般に力を入れてゆくということは大切である。人生において、様々に経験することすべてを昇華してゆく道の一つは、芸術であるといえるのである。それ故に、日常生活の一つ一つの事柄に対して、様々な角度から、真善美聖の「光明」をあて、それを、例えば短歌のように、一つの日記物語として遺してゆかれればよいのである。

 全人生や世の中の移り変りを写真と日記で遺してゆくのもよいが、もう少し深く芸術作品として昇華してゆくことは素晴らしいことであるといえるのである。短歌にしても、俳句にしても、現代詩にしても、漢詩にしても、小説にしても、その中には、人生そのものが、より理念的に表現されてくるものである。

 一日一日の中にある芸術性もあれば、五年、十年を貫く芸術性もあり、或る時には、三十年、五十年を貫く芸術性もあるのである。その一コマ一コマを大切に芸術に昇華してゆこうではないか。

 そして、文化サロンを創って、人生を謳歌してゆこうではないか。かのゲーテサロンや、エマソンのトランセンデンタルクラブのようなサロンを創ってゆこうではないか。人生は、生涯にわたる学習であり、その中で無限無数に人の輪を広げ、見聞を広げ、世界を広げ、生きる場所の質を高め深め広めてゆこうではないか。

 真善美聖の理念が様々に咲き、ある時は、法華経の蓮の華のように咲き、ある時は、ゲーテのバラの花のように咲き、ある時は、未だ地上にない天上の天使の花のように咲く花を新しく創造してゆこうではないか。

 真に「悦び一元」の文化サロンを創ってゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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