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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「短所を補い長所を伸ばしつつ大いなる夢を実現してゆこう」


 諸君よ、人生において「諦め」ということも大切である。出来ないことをいくら悔いても仕方がないのである。出来ないことを無理に出来るようにさせようとしても仕方がないのである。それならば、出来ないことは出来ないこととして諦め、無執着の境地に到る方がよいのである。そして、出来ることにこそ、「希望」をもってゆけばよいのである。

 出来ることは無限無数にあるのである。出来る時期も無限無数にあるのである。故に、出来ることを出来る時になしつづけてゆくだけで、本来の「天命」を全うすることは出来るのである。

 「天」は出来ることを望まれているのであって、出来ないことは望まれていないのである。それ故に、「天命」なのである。無理なことは「天命」にはないのである。理に則った、本人にとって可能なことのみが「天命」であるのである。

 「諦め」をもつということは、「分」を心得るということでもあるが、それは、「自分」を知るということでもあるのである。「自分」を知る所から、長所と短所が分かるようになり、積極的に長所を伸ばし、短所を補う工夫が出来てゆくのである。

 どのような短所や欠点に見える所も、その方の人生の個性的味わいの部分なのである。それらはすべて、長所や美点を伸ばし、短所や欠点を補ってゆく過程において、一大光明芸術へと昇華されてゆくものなのである。

 それ故に、積極的な「諦め」から、「大いなる夢」を実現しつづけてゆこうではないか。「大いなる志」を実現しつづけてゆこうではないか。そして、自分にしか咲かすことの出来ない光明の大輪を、必ず咲かせつづけてゆこうではないか。

 真に「天命」の下に心虚しく歩まれれば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
葉桜や
過去の想いを
語りつつ
 今も桜きたり
 風を花とし
       (貴)


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