JDR会員制理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「素直な心の有段者となろう」


 諸君よ、「自我」の執われを虚しくし、「謙虚さ」「感謝」「礼節」の心を見失わないということは大切なことである。常に心に円相の太陽や月や地球を想像し、己が「自我」の偏りを修正し、何ものにも執われない「さわやかさ」を創造してゆこうではないか。そして、「無私」なる風を、春という季節に吹かせてゆこうではないか。

 常に「天命」と一体となり、「無我」の心を有するように心を磨きつづけてゆくことこそ、「真理」を体得してゆく近道であるといえるのである。円相の心をもっていれば、全てのものから学ぶ心が出てくるのである。そして、全てのことに耳を傾けてゆく心が出てくるのである。

 日本精神の中において、最も尊いものの一つは、全てのものから学びつつ、その真理を「オリジナリティー」をもって活かしてゆく所にあるといえるのである。人生において学ぶべきことは数多くあるのである。人生において耳を傾けるべきことは数多くあるのである。そして、その一つ一つが、己が「一道」に活き、理念人としての「大道」に活き、「総合力」としての力を発揮してゆくのである。

 それ故に、「無我」な心をもって、倦まず弛まず道に精進しつづけてゆこうではないか。「無我」な心の内に、己が「理念」の光を顕現しつづけて、それを己が道の中に実現しつづけてゆこうではないか。

 常に反省し、内省し、「自省録」をつづりながら、円相の心を求めつづけ、「素直な心」の有段者となってゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
 桜花
藤の花にぞ
席ゆづり
 春を守れと
 云う如く咲く
       (貴)


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