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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「『預言』の中に理念的なる価値を発見してゆこう」


 諸君よ、無常なるものを無常なるものと観じてこそ、無常なるものに執われないということが出来るのである。それ故に、無常なるものを、その度ごとによくよく観察しておくということが大切である。そして、無我なるものを無我なるものとして観じておくということが大切である。無我なるもののあり様を、よくよく観察しておくということが大切である。

 地上の生というものは、無常なるもので彩られているものであり、無我なるもので彩られているものなのである。また、それに執われる心もまた無常であり、無我であるといえるのである。それ故に、心もまた変転してゆくものであるが、その中で、真に意義があるものとして遺るものが、理念的なるものなのである。真善美聖として永遠普遍に遺ってゆくものなのである。

 例えば、神の御言葉などは、真であり、善であり、美であり、聖であり、理念であるものの代表であるから、折々にふれた神の御言葉や聖霊の御言葉は、非常に人生にとって価値あるものであり、人生の中核となってゆくものであるといえるのである。

 真なる哲学者というものは、ソクラテスや、プラトンの例をみてもよく分かるように、預言者であることが多いのである。そして、「預言」独特の価値というものが、永遠普遍の至上の価値であることを、発見される方であるといえるのである。それ故に、理念的イデア的なるものを探究してゆかれる思索を第一の眼目に据えられるといえるのである。

 真に「預言」の中に、神の御言葉の中に、理念的なるものを発見し、真善美聖なる言霊の光を、自分自身の心の内にも無限無数に育ててゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
 桜こそ
無常なるもの
無我なるもの
  理念の桜
  生死超越
       (貴)



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