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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「文化創造の国への道は無限無数である」


 諸君よ、「文化」という観点に立脚すれば、全く通常の政治経済とは異なった視点が生まれてゆくのである。例えば、ゲーテであっても、ドイツを代表する文豪であられるだけではなく、世界を代表する文豪であられたが、同時に、政治家であられたことにも着眼しておかなくてはならないのである。ゲーテが現代に生きておられたら、「繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造」を唱えられたかもしれないけれども、その眼目は、「文化創造」にあられるといえるのである。

 このように、時には、政治家や経済人よりも、その国を代表する「文化人」というものは実在するのであり、ゲーテだけではなく、カントやヘーゲル等のことを考えてみても、彼らが、J・J・ルソーや、カーライル等に共鳴されるということを考えてみても、「文化」を中心にした外交政策というものは実在するといえるのである。

 ロシアであっても、中国であっても、日本国であっても、アメリカであっても、当然ながら、その国を代表する「文化人」というものは実在しており、「文化人」、並びに「文化」を第一に考えてゆくために、「繁栄」と「健康」と「平和」と「幸福」を大切にしてゆくという視点は大切であるといえるのである。

 日本国においても、今後、数百年、数千年と遺ってゆく「文化遺産」をどれだけ遺してゆくことが出来るかということが、同時代の真なる国家百年の大計であり、国家千年の大計であるといえるのである。真なる「文化人」というものは、「文化」を通して、政治を観、経済を観、国家を観、歴史を観てゆくことが出来るのであり、その時に考えられる国益や、地球益というものも、常に念頭に置いておかなければならないのである。

 真に地に足をつけながら、「文化大国」となる道を探究しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
文化人
政治経済
観ずるは
文化創造
百年の計
       (貴)



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