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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「『道』に精進しつづけてゆけば『道』に報われてゆく」


 諸君よ、「霊統」というものは最も大切であるが、「血統」というものも大切である。それは、先祖を敬ってゆくということであり、先祖を誇りに思うということであり、先祖の「実相」を観じてゆくというのである。

 人間として生を受けていることのありがたさは、まず、生かされているということであらわれているといえるのである。地上に生を受けていること自体は、偶然ではなく、必然的な輪廻転生の成果であり、学ぶべくして尊んであり、学ぶべくして選んでいるのが真実なのである。

 例えば、明治維新の志士達の血筋であっても、「武士」であるということが、大きく貢献したことであろう。「武士」であるからこそ、あれだけの「自決者」が出られたともいえるのであるし、それは、「武士道とは死ぬことと見つけたり」とあるからである。これを、「新時代の志士によせて」の中で、「理念武士道とは、善く生きることと見つけたり」の趣旨に昇華しておいたのである。

 また、「理念的志士道精神とは、理念の生命に新生することと見つけたり」と表現しておいたが、「新時代」を開拓してゆく真なる「活人剣」をもった、「活人剣」としての崇高なる志をもった志士達の活躍が望まれているといえるのである。

 その方の「魂」(「霊統」)が何者であるかは、その方が何を人生の「本旨」とされ、何を人生の「中軸」とされるかによって分かるといえるのである。それが「理念」的なものであれば、実質的な精神的貴族であるといえるのである。

 例えば、「和歌」であるとか、「俳句」であるとか、「哲学」であるとか、「学問」であるとか、「書」であるとか、「絵画」であるとか、「将棋や囲碁」であるとか、「スポーツ」や「武道」も含めて、何らかの「道」に精進しつづけてゆく姿勢があれば、そのような方々こそが、新時代のリーダーであり、老若を問わず、大切にしてゆかなければならないといえるのである。

 真に善く生きる哲人的志士が数多く出現しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
道にこそ
不動の立命
 機会あり
輪廻実成
 道を極める
       (貴)



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