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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「天分とはストイックな偉人的精神態度の内において開花してゆく」


 諸君よ、真にストイックであることは大切なことである。真にストイックであるということは、自己の天命のために時間を費やしてゆくということである。自己の天分のために時間を費やしてゆくということである。例えば、努力精進であっても、ストイックでなくては出来ないであろう。自分自身の心を磨き、心を調律してゆくことであっても、ストイックな持続力がなくては出来ないことであろう。

 しかし、このストイックな姿勢の中に、限りなき悦び一元の境地が実在していることも事実なのである。偉人の偉人たる理由は、ストイックな姿勢の持続にこそあるといえるのである。しかし、それに対して、天分というものもあり、天才というものが実在することは自明の理である。天才というものは、まさしく天から授かった天分であり、天の恵みであり、その方の天命そのものであるといえるのである。

 故に、天才は、真に偉人となってこそ天分を発輝出来るといえるし、さらにいえば、天が天である以上、ある面において、聖人になってこそ、天分を発輝出来るといえるのである。故に、自らの天分を自覚すればする程に、ストイックな精神態度を持続しつづけてゆかなければならないといえるのである。その上で、天命を実現するにあたっては、限りなく光明思想を通して幸福感覚を磨き、幸運を招いてゆく方がよいといえるのである。

 光一元の光明思想とは、一言でいえば、幸福の思想であり、幸運の思想であるといえるのである。何故ならば、明るいということ自体が美徳であり、光ということ自体が美徳であり、真理一元、心は一つということ自体が美徳であり、神一元ということ自体が美徳であり、法則一元ということ自体が叡智そのものであるからである。

 真に光明思想に則って、ストイックに己が天分を開花させつづけてゆけば、その過程が悦び一元であるように心がけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
はるしぐれ
春時雨
明るさの中
 新しき
希望の芽出ず
 心地こそすれ
       (貴)



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