JDR会員制理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「『かくあるべき』理念と『かくある』現実についての反省の徳について」



 諸君よ、日々反省してゆくということは大切である。「かくあるべし」という徳目を一つ一つ掲げながら、具体的に思いと行いに対して内省を加え、点検してゆけばよいのである。「かくあるべし」の部分が非常に哲学的であり、抽象的であるので、それを具体化して、自分自身の思いと行いにいかにあてはめてゆくかということが眼目であるといえるのである。

 さすれば、「かくあるべし」の理念そのものを分かっていていても、具体的な「かくある」現実そのものと、意外と照らし合わせていないことが悟られてくるであろう。故に、「かくあるべき」理念と、「かくある」現実とが、限りなく一致してくればくる程、反省は、より一層の輝きをもってくるといえるし、より一層の深さと内実をもってくるといえるのである。

 確かに、「かくあるべし」の理念的な部分を毎日点検しておくことも心の浄化になり、心の調律になるけれども、具体的に、「かくある」現実に照らし合わせて点検してゆけば、より一層、「かくあるべき」理念を、現実に即応して活かしてゆくことが出来るといえるのである。

 故に、常に「かくあるべし」の理念を掲げよ。そして、「かくあるべし」の理念を、どこまでも崇高に思索してゆこうではないか。しかし、「かくある」現実を常に見定めてゆこうではないか。「かくある」現実を、限りなく「かくあるべし」の理念そのものへと昇華してゆこうではないか。「かくあるべし」の理念そのものへと改めてゆこうではないか。

 一つ一つ丁寧に、「かくあるべし」の理念、「かくあるべし」の実相に対して、現実の現象を改めてゆけば、限りなく理念そのものの、実相そのものの真象が、地上に具現化してゆくといえるのである。

 真に「かくあるべし」の理念、「かくあるべし」の実相の真理のもとに、光明的反省をつみ重ねてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
白魚の
より白くなり
 川の水
より淡くなり
 清く来光
       (貴)




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