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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「ミロク菩薩の思索の微笑をもって人生の全てのものを彩ってゆこう」


 諸君よ、未来に対して希望の念いをもつということは大切である。常に悪くなってしまうのではないかと恐れていては、現在を不幸感覚のままに送ってしまうことにもなりかねないのである。故に、人生に対して、基本的に明るい精神態度を持ちつづけておいた方がよいのである。

 どのような時代にも花があり、それぞれの幸福感というものが実在するのである。それぞれのささやかな夢というものが実在するのである。それ故に、それぞれの時代のささやかなる夢をもって貴しとしようではないか。その一つ一つを丁寧に探し、和歌にし、俳句にし、詩にし、思索にし、大切にしてゆこうではないか。

 その意味において、実人生のどのような場面においても、微笑みをもっておくことは大切である。かのミロク菩薩のような微笑みを、どのような人生の場面においても保っておくことが大切なのである。それこそ、真なる解脱ということである。

 あらゆる執着から離れ、真に「光明的実相」を観じた時期に、そこに、永久平和の微笑みが生まれてゆくのである。故に、人生の一時一時が、永久平和の微笑みで彩られてゆくようにしようではないか。どのようなことがおころうとも、ミロク菩薩の思索の微笑みをもって、相対してゆこうではないか。

 ささやかなことでよいのである。ささやかなことが小悟となり、大悟となり、哲学的小品となり、芸術的小品となり、宗教的小品となってゆくのである。故に、ささやかなる夢もまた大切にしてゆこうではないか。人生における苦しさを取り除き、人生における悲しさを取り除き、出来る限り人生におけるとげとげしさを取り除いてゆこうではないか。

 真にミロクの思索の微笑みの下に、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
 黄梅や
内経素問に
花開き
弥勒の印に
永久の春
       (貴)

 黄紅の
思索をするや
春風に
微笑みて咲く
色華やかに
       (貴)



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