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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「朗らかな祭り事の精神を大切にして すべてを包み込んでゆこう」



 諸君よ、人生を真に楽しんで生きるためには、「大らかさ」が肝要である。その意味において、「罪と罰」の探究ばかりをしてゆくよりも、もっと根源的な所から、真の人間性を解放してゆく方向に人々の心を導いてゆくことこそ、真なる教育の王道ではないだろうか。

 人々の心の奥底には、本当に神々が宿られているのである。「八百万の神々」が宿られているのである。その神々は、実に大らかで、自由闊達な方々なのである。この大らかで朗らかな所が、日本の国の本来の誇るべき国柄であり、祭り事の根幹であるのである。

 故に、「許す愛」といっても、大らかに包み込んでしまう愛という方向に昇華していった方がよいともいえるのである。いつまでも過去の「罪と罰」ばかりに過度に執われていても、本来の神性を萎縮させてしまうことにもなりかねないのである。

 どのような「罪と罰」も、心の内奥から真なる神性が開花してゆけば、真なる「新生と救い」へと昇華されてゆくものなのである。それもまた、一大光明芸術の道であるといえるのである。

 真に朗らかな祭り事の精神を大切にし、「陽気ぐらし」の精神を大切にし、すべてのすべてに、哲学的な道、道徳的な道、芸術的な道、宗教的な道をつけてゆき、その開拓された王道を歩みつづけてゆけば、この地上に、ありとしあらゆる「罪と罰」は、本来無くなってゆくものなのである。

 真に「善く生きる」道を開拓しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
 弁慶草
大らかさこそ
花となし
  牛若君と
 祭り 楽しむ
       (貴)




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