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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「すべての人々に内在されている永遠普遍の道徳律を信頼し愛してゆけ」



 諸君よ、人間を信ずるということは、人間を疑うということよりも難しいものである。そして、人間を信じきるということは、人間を愛しきるということになるのであり、真なる信頼のない所には、真なる愛も成立しにくいといえるのである。その意味において、疑うということは、一つの煩悩であり、一つの執着であるともいえるのであり、基本的に信頼してゆくことを通して、人々を愛してゆくことを信条にしておく方がよいのである。

 確かに、人間社会においては、様々に煩悩に執われた方々が悪事を働くこともあるけれども、その様々な濁流の中において、いかに人々を信じつづけ、人々を愛しつづけ、人々に光明を掲げつづけてゆくことが出来るかということが大切なのである。その意味において、真善美聖の基本的価値が実在することを真に教えてゆくことこそが、真なる教育の根幹であるといえるのである。

 自分自身の内奥にも、他者の内奥にも、国家や世界の内奥にも、真善美聖の価値が内在されていることを真に悟ることがエピステーメ(真知)であり、学問の根本にあり、哲学の根本にあり、教育の根本にあることであるといえるのである。

 かのカントのように、すべての人々の内に内在している永遠普遍の道徳律を真に発見し、実感としてつかみ、真に信頼し、真に愛し、真に光明を掲げてゆくことが、根本的に人間社会を救うことになり、真なる成功の王道を築き、真なる勝利の王道を築き、真なる健康と繁栄の王道を築いてゆくといえるのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
ねむ
合歓の花
真善美聖
礼拝し
 とき
 太陽の季節
 朗らかに咲く
       (貴)




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