「ロゴス（理念）の悦びこそが人生の最高の悦びである」



光明メッセージ
Japanese Dream Realization

「ロゴス（理念）の悦びこそが人生の最高の悦びである」

　諸君よ、人生においては、様々な喜びがあり、様々な幸福があるであろうが、その中においても、最高の悦びは、ロゴス（理念）の悦びであるのである。この真理は、永遠普遍に変わらないものである。

　しかし、多くの方々は、ロゴス（理念）の悦びを真に知ることなく、日々を過ごされているといえるのである。非常に底の浅い喜びというのは、感性的なものであって、それらは、感性的世界が無常であるが故に、はかない夢幻のように一時的なものとして消えてしまうのである。

　しかも、感性的な喜びというものは、地上的な執着と紙一重であるが故に、執われれば執われる程に、苦しみの原因となってゆくものなのである。故に、地上的な感覚器官に基づいた快楽というものは、本来、もっと冷静に省察した上で、その本来の虚しさを悟り、より永遠普遍なる悦びをこそ探究してゆかなければならないといえるのである。

　ロゴス（理念）が永遠普遍であるが如く、ロゴス（理念）に伴う悦びもまた、永遠普遍に近いものである。故に、ロゴス（理念）を真に観照してゆく生活というものは、人間として最高の生活であり、天上の悦びの生活であるといえるのである。

　故に、輪読会によって、ロゴス（理念）を親友同志で朗誦し合うことは、最高の悦びに満ちることであるといえるのである。真に外なるロゴス（理念）を朗誦してゆくことによって、内なるロゴス（理念）が顕現し、真にロゴス（理念）を体現した生を全うしてゆくことが出来るのである。

　真なるロゴス（理念）を体現し、ロゴス（理念）の悦びを体現してゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》

	菱の花

		ロゴスの悦び

			咲きにけり

		地上の沼は

			夢幻なれども


				（貴）

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