「小さなことに執われず大局観に立脚しつづけよ」



光明メッセージ
Japanese Dream Realization

「小さなことに執われず大局観に立脚しつづけよ」

　諸君よ、小さなことにこだわらず、常に大局を観ぜよ。そして、心を常に積極的思考に向き直せ。さすれば、積極的な未来が自ずから拓かれてゆくのである。

　本来、執われなくともよい悩みなどに執われていては、人間は、同時に二つのことを思考できないのが本性であるから、大局観を見失い、大いなる夢を見失ってゆくのである。たとえ困難に直面していようとも、大局観において、乗りきってゆくことが大切なのである。小さなことに執われ、こだわることは誰でもできることであるが、その執われによって自らを小さくしてしまうのは、ある意味で、損な生き方であり、損な考え方であるといえるのである。

　大いなる夢というものは、真なる光明信念の持続によってこそ、達成されてゆくものであり、真なる光明信念を持続してゆこうとすれば、一つ一つの小さな悩みを超克してゆかなければならないのである。心を常に、あらゆるこだわりから自由にしておかなければ、真なる自由な発想が出来ず、公平な発想が出来ないのである。常に大局に立脚した公平な視点から、自由自在に思索しつづけてゆけば、大局を誤つことなく、一本の王道を敷きつづけてゆくことが出来るのである。

　その意味において、小さなことを小さなことであると認識できることが、まず大切であり、小さなことである以上、小さなこととして扱い、最低限のフォローをしてゆけばよいのである。その上で、小さなことから真に自由になり、常に大善につき、大善とは何かということを思索しつづけてゆくことこそ、真に大器を創ってゆく条件であり、大いなる夢を実現してゆく条件であるといえるのである。

　真に大局観に立脚した戦略的思考をなしつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》

	天上に

		鳳凰の舞い

			地上には

		桐花咲けり

			世間かな

				（貴）

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