JDR公開理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「知行合一の精神をもって正し行いを正業としてなしてゆけ」



 諸君よ、正業というものは、真理の観点から正しい行いをなしてゆくということである。知行合一という言葉があるけれども、いくら知識において正しい心のあり方を学んだとしても、実際に実践しつづけてゆかなければ、ただ単なる知識に終わってしまうのである。

 そして、真に行動によって、実践の裏づけのある知識こそが、真なる智慧となって心の実力となってゆくのである。また、思いというものは、目に見えないものであるから、点検することは難しいといえるけれども、行いをみてゆけば、どのような思いをもっているかが、客観的に表れているといえるので、点検しやすいといえるのである。

 具体的には、貪、瞋、痴、慢、疑の五大煩悩が、具体的に行いの中に反映されていないかどうかを点検してゆけばよいのである。足ることを知らない煩悩のままに、行いが誤っていないかどうかであるとか、怒りの煩悩のままに、行いが誤っていないかどうかであるとか、愚かさの煩悩のままに、行いが誤っていないかどうかであるとか、増長慢の煩悩のままに、行いが誤っていないかどうかであるとか、疑いの煩悩のままに、行いが誤っていないかどうかであるかとかを一つ一つ点検してゆけばよいのである。

 行いもまた、思いや言葉と同じく、心の想念帯の部分に記録され、魂の傾向性としての業そのものになってゆくので、行いを通して業を発見し、行いを通して業を修正し、イノベーションし、正しい業を創ってゆけば、それが、善き習慣、善き傾向をもった業となり、魂を大調和裡に発展向上させてゆくことが出来るのである。

 また、具体的に、一日の行いの顕れとしての仕事の内実をよくよく点検してゆくのも、正業の項目で反省してゆけば、正しい仕事のあり方にイノベーションされてゆくといえるのである。

 真なる正業の反省のもとに、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
  義士祭や
知行合一
 旨として
 大いなる夢
   正業となせ
   (貴)







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