JDR公開理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「思いこそがその方自身であるから正思をなしつづけてゆけ」



  諸君よ、正思というものは、真理の観点から、自らの想念感情を正しくしてゆくということである。人間は、その本質において、思いこそがより一層本来のあり方であるといえるのであり、その方が考えていることが、そのままその方自身であるといえるのである。故に、日々自らの想念を点検してゆけば、自ずから、外面には顕れない自らの真なる姿というものが明らかになってゆくのである。

 特に、天上世界においては、人間は魂のみの存在になるので、思いもそのままその方の姿となって顕れてしまうので、まさしく思いの連続こそがその方であるという真理が、如実に悟られるのである。しかし、思いというものは、目に見えない存在であるが故に、日々正しく思う反省を習慣にしておかなければ見逃してしまいがちなことなのである。

 反省的瞑想というものも、骨子は、瞑想的禅定をなすことによって自ら自身をふり返り、自らの思いを観じてゆくことにあるといえるのである。そして、誤った思いを真理に即して一つ一つ反省し、浄化してゆけば、過去の思いは昇華され、心を黄金にしてゆくことが出来るのである。そして、その過去の思いが善き原因となって、未来に善き結果を育んでゆくことが出来るのである。

 具体的には、貪、瞋、痴、慢、疑の五大煩悩を中心に反省してゆけばよく、さらに点検項目を増やしていってもよいのである。そして、例えば、貪欲であるならば、名誉欲や、金銭欲や、物欲や、地位欲や、性欲や、自己顕示欲や、焦り等を反省し、瞋恚であれば、怒りや、裁きや、憎しみや、恨みや、復讐心等を反省し、痴であれば、無知の知や、真理を学ぶことなどの不精進や、愚痴や不平不満等を反省し、心の三毒となる苦の真なる原因としての煩悩や執着を一つ一つ丁寧に取り除き、浄化し、昇華してゆけばよいのである。

 真に真理のもとに正しく思いつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
  花曇
 曇りを知らぬ
 花心
 思いは咲きて
晴れやかにあり
   (貴)







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