「無常なる世の中においては永遠なるものこそ価値の源である」



光明メッセージ
Japanese Dream Realization

「無常なる世の中においては永遠なるものこそ価値の源である」

　諸君よ、地上においては、無常なるものの方が、永遠なるものよりも多いのである。故に、永遠性があればある程に、それは、究極の価値の源であるといえるのである。

　故に、常に永遠なるものに価値を見い出し、永遠なるものにつき、永遠なるものと一体となり、永遠なるものと共に歩んでゆこうではないか。常に永遠普遍なるものを探究し、永遠なるものを創造しつつ、善く生きることを実践しつづけてゆこうではないか。

　この地上においては、永遠なるものは、ほんの一握りであって、ありとしあらゆるものの本質の内に、無常性が宿されているといえるのである。しかし、たとえ一握りであっても、永遠なるものが実在するだけで、この地上は、神の国、仏の国、理念の国であるといえるのである。そして、真に永遠なるものは、永遠なるものを探究しつづけてゆく方々によって発見されなければ、真に存在しないのと同じなのである。

　故に、一つでも永く続いているものを、心の内にも、心の外にも、発見してゆく努力を積み重ねてゆこうではないか。そして、無常なるものには、積極的に執われないようにしようではないか。永遠なるものには、積極的に心を定めてゆこうではないか。

　この意味において、いかに、地上において、いかなる時においても永く続けてゆくということが大切であるかということがいえるのである。永遠の誓いをしたとしても、現実に無常であるならば、それは、永遠ではないのである。

　永遠なるものにむけて、あらゆるものを永遠の誓いどおりに打ち建て、あらゆる無常なる現象の内に、永遠なる理念的実在を顕現させつづけてゆけば、それこそ、真なる成功であり、真なる勝利であり、真なる繁栄であるといえるのである。

　永遠なるものを真に探究し、実践しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》

	輪廻する

		花に

			誓いを

				成すなれば

				幾年経ても

					変わらぬ

						信条

						（貴）

｢無常なる世の中においては永遠なるものこそ価値の源である」
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