JDR公開理念情報

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「真理の真髄を深く悟得することによって大調和世界を示現してゆけ」




  諸君よ、特定の思想を、その表面の対立的な部分において理解しようとしてはならない。また、皮相的な部分において、特定の思想を理解しえたと思ってはならない。真なる理解というものは、真髄の精神を理解するということであり、真髄の精神を真に悟得できたならば、融通無碍なる応用が可能なのである。

 特に、その思想、真理が深遠であればある程に、真髄を悟得しつづけてゆくことを大切にしていただきたいのである。真なる真理は、真髄において一つであるといっても、表相的な部分においては、矛盾も対立点も存在しているのである。しかし、その認識力において、矛盾や対立点を真に超えていった時に、真理が真髄において一つであるといえるのである。

 故に、表相的な矛盾や対立点をもとに、批判や争いをなしてゆくことは、基本的に大調和の精神に反するのであり、真髄を認識する大いなる智慧にも反するのであり、ひいては、根源的なる天の御心に反してゆくことになるのである。

 新時代の時代精神として真に望まれている真理とは、真髄において真理が一つであることを示現してゆく大調和の真理である。そして、その真髄の悟得から生ずる縦横無尽なる応用力によって、積極的に表相的な矛盾や対立点を解消してゆく真理である。

 その意味において、真髄において、究極的な形而上学的基盤を「絶対無」の場所として有し、真に深い所から「自他一体」の自覚をもち、真なる大調和世界を内にも外にも実現しつづけてゆく思想こそ、新時代の光明思想の真髄であり、真理そのものの真髄であるといえるのである。

 真なる円相の心のもとに、真なる大和の心のもとに、深い大調和の理念のもとに、あらゆる思想を悟得し、応用しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
踏青や
矛盾対立
   止揚して
 逍遥すなり
  真理大道
   (貴)







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