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光明メッセージ | |
Japanese Dream Realization |
諸君よ、不動心を培ってゆくということは、何にもまして大切な心の修行であるといえるのである。真なる不動心というものは、いかなる環境にあっても、いかなる人々の内にあっても、自らの心の奥の奥よりの志を見失わないということにあるのである。 そして、心の針を常に志に向けておくことにあるのである。様々な現象の流れの中において、その流れに打ち克っていってこその真なる志であり、真なる不動心であるといえるのである。 真なる不動心を維持しつづけてゆくためには、常に自己の内なる天の摂理を信頼してゆくということが大切である。自己の内に内在せる理念的理想を信頼してゆくということが大切である。そして、信頼を、どのようなことがあっても守り抜いてゆくことが大切なのである。 ともすれば、逆境の内に置かれた時に、信頼を見失いがちになるのが人の常であるけれども、反対に、逆境に打ち克つためにこそ、信頼を剛くして、信頼を剛くすることによって、天の摂理と一体となって、自らの志を実現してゆけばよいのである。 そして、天の摂理というものは、一つの一大生命であって、自己の内に実在するものは他者の内にも実在するので、多くの同志の心の内なる天の摂理を信頼してゆくということが肝心なのである。 人間関係においても、常に環境や人々に左右されない絆を育み、不動心を育んでゆけば、この無常なる現象界の波間を乗り越えてゆくことが出来るのである。これは意志の問題であり、知識の量の問題ではないのであり、魂の実力、心の実力、精神の実力そのものなのである。 どのような時も、常に不動心を把持しつづけ、無常の内に永遠を実現し、普遍を実現し、無常なる現象に打ち克ってゆくことこそ、真なる理念的実存たる人間の天命であり、天命の勝利なのである。 真なる不動心のもとに、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。 |
《光明祈念歌》 | ||||||||
現象の | ||||||||
波間に | ||||||||
打ち克つ | ||||||||
若鮎の | ||||||||
生命 | ||||||||
美し | ||||||||
理念の勝利 | ||||||||
(貴) |