諸君よ、人生において、ロマン主義の哲学というものは大切である。それは、「大いなる夢を描け」ということでもあり、「少年よ、大志を抱け」ということでもあり、「若者よ、光を高く掲げよ」ということでもある。時期には、青少年の夢と希望と志の中に、数百年、数千年、数万年を貫く一条の「時代精神」の希望の太陽が輝くこともあるのである。「世界精神」の夢の太陽が輝くこともあるのである。真なる「世界史的日本史」を創造し、「宇宙史的世界史」を創造してゆくこともあるのである。
故に、永遠普遍の理念（真理）の志をもって、大いなる新生ロマン主義運動の潮流を起こしてゆこうではないか。大いなるロマン主義の精神をもって、真に理念的なるものが現実的なものであり、真に現実的なるものが真に理念的なるものであり、真なる「古典」と成ってゆくのであるということを実証してゆこうではないか。そして、大宇宙、大自然の摂理に則った、真に夢と希望と志のある人生をもって、「よく生きる」倫理道徳の要と成してゆこうではないか。
真なる光明的ロマンティシズムの潮流を創造してゆくことこそが、真なる人類の「新時代」の夜明けの「明星」を発見してゆくことに成り、同時に、「太陽」の「円相」を顕現させてゆくことに成ってゆくのである。真なる「理念の革命」を、光明的ロマンティシズムの一大潮流の中で、「大調和」裡に成就させてゆけば、真なる「大和の国」日本が「真象」として顕現し、「大和の国」地球が「真象」として顕現し、一人一人の心身共なる「新ミレニアム」の光明の夢の大輪が、大いなる「悦び一元」の境地をもって開花し、結実してゆくのである。
真に心を一つにして、老いも若きも「大いなる夢」を描き、「光明信念」をもって、伝統文化を継承し、絶対精神の発露たる「叡智の結晶」を、「叡智のピラミッド」として育んでゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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