諸君よ、常に「太陽思考」を掲げて、真に光ある時に光の内を歩め。常に大宇宙大自然の理法と一体と成って歩め。光とは、生命を照らす理念（ロゴス）の光明である。光とは、真なる勝利の源であり、真なる成功の源であり、真なる繁栄の源であり、真なる健康の源であり、真なる叡智の源であり、真なる芸術の源である。
故に、常に、まず「原点」において光を掲げよ。「出発点」において光を掲げよ。「動機」において光を掲げよ。「過程」において光を掲げよ。「効果」において光を掲げよ。光を真に掲げてゆけば、自然にあらゆる「災厄」の源は「前後際断」されてゆくのである。あらゆる闇と観えしものは、真なる光の不在であったことが証されてゆくのである。
理念（イデア）とは、永遠普遍の実在である。真実在である。故に、あらゆる悪しき現象の流れを、真に「前後際断」してゆく力を有しているのである。「金剛石」の如く、「黄金の時代」を真に切り拓いてゆく永遠普遍の力を宿しているのである。あらゆる闇とみえしものを光明遍照に照らし、本来の生命の理念（イデア）を顕現され、一大光明芸術を創造してゆくことこそ、永遠普遍の光の「天命」であり、光の「使命」であり、光の「本質」そのものである。故に、あらゆる現象の中において、常に「超然」としながら、あらゆる現象を真に改革してゆくことが出来るのである。
諸君よ、真に「黄金の時代」を開拓してゆけ。真に「金剛石の時代」を開拓してゆけ。「不退転」の気概をもって開拓してゆけ。真に光を掲げ、光明遍照の理念（ロゴス）を朗誦しながら、真に光ある時に光の内を歩んでゆけば、常に勝利しかないのである。常に成功しかないのである。常に繁栄しかないのである。常に健康しかないのである。常に叡智しかないのである。常に一大光明芸術しかないのである。
真に光明を掲げつづけてゆくこと、それこそ、真に「善く生きる」ということであり、「時代精神」を実現してゆくということであり、「世界精神」を実現してゆくということであり、常に神（オーバーソウル）と一体と成って歩みつづけるということなのである。真なる光の理念（ロゴス）の下に、本来不可能はないのである。あらゆる限界の壁は真に突破され、「新天新地」が創造されてゆくのである。
まず、「黄金の時代」を真に観ぜよ。「黄金の理念（イデア）」を真に観ぜよ。「黄金の言霊（ロゴス）」を真に観ぜよ。真に「叡智的直観」をもって、「禅定」の内に悟入してゆけ。さすれば、「無限の光明エネルギー」が湧出して来て、まさしく、人間の内なる光の生命の実在が悟られてゆくことであろう。人間の内なる黄金の生命の実在が悟られてゆくことであろう。国家の内なる黄金の生命の実在も、世界の内なる黄金の生命の実在も、真に観じられてゆくことであろう。
既に「黄金の時代」が顕現しているのである。真なる光明の理念（ロゴス）をもって、あらゆる闇を照らし、あらゆる目の錯覚を正し、あらゆる転倒妄想を正しくせよ。真に「黄金の大道」を直くせよ。真なる「黄金の王道」を築いてゆけ。さすればそこに、真なる「黄金のピラミッド」が、神聖なる「黄金の富士」の如く、すべての面において真に示現してゆくのである。
圧倒的なる「光明信念」をもって、圧倒的なる「善念の結集」をもって、真に自己の運命を開拓し、真に会社の運命を開拓し、真に学校の運命を開拓し、真に家庭の運命を開拓し、真に地域社会の運命を開拓し、真に日本国の運命を開拓し、真に地球という星の運命を開拓してゆけ。さすれば、その身そのままに、「黄金のピラミッド」が現成実成してゆくのである。
真に「魂の糧」となり、「実生活 実社会 実人生の糧」となる光を掲げよ。理念（ロゴス）を朗誦しながら、光の内を駆け抜けてゆけ。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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