諸君よ、「統合と個性の開花」「秩序と自由」「絶対無」という哲理は、光明のロゴスそのものなのである。大宇宙、大自然を貫く理法そのものなのである。「理念の革命」というものは、「一」なる「理念」が、多種多様に様々な分野に「天孫降臨」し、真に幸えてゆくことによって成就してゆくのであって、「新時代」の「時代精神」そのものなのである。
「一」なる「理念」こそが、真に「多」なる「理念」として幸え、「多」なる「理念」こそが、真に「一」なる「理念」として幸えてゆく所に、本来の「統合と個性の開花」の「大和」の哲学の根本が実在し、「大和」の哲学というものは、「中心帰一」しながら、各々の「個性的実相」「個性的理念」「個性的イデア」「個性的神性」「個性的仏性」を射照らし、その真髄を真に示現してゆく所に根本精神があるといえるのである。これは、太陽（ラー）の心そのものでもあり、それ故に、光明のロゴスそのものであるといえるのである。
「ありがとう」という「感謝」「報恩」「積極性」の「言霊」は、「素直さ」の精神の真髄であり、真に太陽（ラー）の心そのものと一体と成り、同時に、大宇宙、大自然の理法と一体と成る、自然な、素朴な、万人にとっての「信仰心」の真髄そのものなのである。そして、一人一人の心の内に、真に太陽（ラー）の心が実在しており、大日如来、天照大御神、ラー神が実在しており、それを真に自覚することが、「自己信頼」の源と成り、本来の「実在的生命」を「自他一体」に顕現してゆくためにこそ、努力精進の積み重ねとしての「勤勉」の精神が大切であるといえるのである。
「天の子人間」は、努力精進しつづける限りにおいて、迷いつづけることもあるが、あらゆる迷いを通り超えて、真に「大悟」してゆく「自由」と「尊厳」と「芸術性」と「理性」と「良心」を天から付与されているものなのである。「天網恢恢、疏にして失わず」の天の摂理に全託して、「無執着」の内に自助努力を成し、その過程で主体的な奉仕活動を様々に成してゆけば、真に「天の蔵」に徳は積まれ、「天の蔵」から無限の「富」が、適切な時期に、適切な場所で、適切な機会に、適切な配材が、適切な人々を通して、自然に供給されてゆくものなのである。
真に大いなる夢を描き、徳を治め、王道を歩みながら、真に勝利し、成功し、発展繁栄してゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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