諸君よ、心を常に「素直」にしてゆくということは、日々、心の「反省」として内省してゆくべきことである。まず、自分自身の心の内に「平安」な心境が創造され、維持しつづけられていなければ、外なる世界においても、「平安」な家庭、「平安」な会社、「平安」な学校、「平安」な地域社会、「平安」な国家、「平安」な世界というものも、真に創造し、維持しつづけてゆくことは出来ないのである。
心に常に「平静心」をもち、「安心感」をもち、「安心立命」の境地をもって、各々の「天命」を「大いなる夢」として実現しつづけてゆくということは、真なる「和」の世界を創造してゆく上で肝要なことなのである。
「和」の精神というものは、決して消極的な意味における妥協を意味しないのである。積極的な協調の精神をもって、各々の「個性的実相」「個性的理念」「個性的イデア」において和解することによって、真に自他一体に活かし、育み、発展繁栄させてゆく大道であるといえるのである。
そして、「和」というものは、真なる「一大光明結界」を創出してゆくものであるので、本当は、真なる「剛さ」と「明るさ」と「悦び」の源と成るものであり、真なる精神的ジャパニーズドリーム、真なる精神的グローバルドリーム、真なる精神的ユニバーサルドリームを成就してゆく上で、根本にある「精神理念」であるといえるのである。
「一大光明結界」というものは、あらゆる災厄を取り除き、あらゆる福徳を招き寄せる源となるものである。故に、常に、心の内にも、心の外にも、「和」を積極的に創造し、維持しつづけることによって、真なる「剛さ」をもった「秩序と自由」「統合と個性の開花」した「大和の国」を創造し、天上の国を地上の国として顕現してゆこうではないか。真に神々の、神々による、神々のための、神の国を建国してゆく「新時代」が到来したのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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