諸君よ、理念民主主義、理念自由主義、理念資本主義が真に成立してゆくためには、一見逆説のようにみえるけれども、理念徳治主義、理念祭政一致尊重の精神が肝要となってゆくのである。何故なら、大宇宙、大自然の理法とは、永遠不滅の自然法であり、永遠普遍の「不文律」であるからである。
「不文律」を真に尊重してゆくということは、実質的に天網恢恢なる天の御心を尊重してゆくということであり、合理的でありながらも「無知の知」の自覚をもって、心「素直」に天の御心を仰ぎ、探究してゆくという真なる哲学的精神態度を常に把持してゆくということであるからである。故に、真なる民主主義としての理念民主主義、真なる自由主義としての理念自由主義、真なる資本主義としての理念資本主義を、真なる「徳」と「祭政」と「哲学」の精神をもって支えてゆくことこそが、真なる「時代精神」であるといえるのである。
その意味において、「神々が人々と成るか、人々が神々と成るか」してゆくことこそが、真に国益に貢献し、地球益に貢献してゆく大道であるといえるのである。そして、神々と人々の橋渡しをするものこそが、真なる「理念教育」であり、真なる教育の根本とは、人々の心の内、精神の内、良心理性の内に、神性の輝きを発見し、真に顕現してゆく所に実在するといえるからである。
故に、真なる哲人による真なる哲学教育が、大いなる志、大いなる夢、大いなる希望をもって、健全に、柔軟に成されてゆく時期、真に人類の春が始まってゆき、真に日本国の理念が、地球の理念が示顕してゆくといえるのである。
大いなる志と、大いなる夢と、大いなる希望を把持しつづけて大道を歩みつづけてゆけば、真なる民主主義は勝利し、真なる自由主義は勝利し、真なる資本主義は勝利し、真なる徳治主義も、真なる理念（哲学）主義も、真なる祭政尊重の精神も勝利し、成功し、無限無数に天の栄光を地上に顕現してゆくといえるのである。真なる「新時代」の太陽は、物心共に昇ったといえるのである。繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造の時代、新生日本ルネサンス、新生地球ルネサンスの「新時代」は、真に到来したのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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