諸君よ、「和」を以って貴しとせよ。常に「和」の原点に立ち返れ。そして、心を「平安」とせよ。まず心の内に「平安」を創造せよ。心の内に「平安」なる神の国、仏の国、理念(イデア)の国を創造せよ。さすれば、自ずから正しい選択が出来てくるのである。
未来への選択にあたっては、常に後ろ向きの選択をせず、前向きの選択をせよ。さらなる大いなる希望の選択をせよ。さらなる大いなる夢の選択をせよ。そのためには、まず、心に「結界」をつくれ。「一大光明結界」をこそ創造してゆけ。それは、心の中に「調和」を創造するということである。心の中に「和」の時空そのものを創造してゆくということである。
「和」の時間空間を創造してゆけば、そこから、すべての「善きもの」が幸えてゆくのである。すべての「善きもの」が幸えてゆく方向において正しい選択が出来たならば、そこから真に安定した繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造を「理念」とする国を顕現してゆくことが出来るのである。
常に「足ることを知る」精神のもとに、「今」そのものに感謝せよ。「今」そのものに報恩の思いをもって、「今」そのものに「報恩」の念いをもって、そこから積極的に愛を創造してゆけ。そこから、積極的に光明に満ち満ちた愛を生み出してゆけ。そして、四方八方に「光」を掲げてゆけ。「光」の中から真なる光明の時空が生じ、光明の時空から、大調和なる発展繁栄がはじまってゆくのである。
「光」を真に掲げてゆけば、「光」は、すべて吉祥となってゆくのである。吉祥として新時代を告げ知らせる、人類の春の鐘そのものとなってゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。