JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「理念自由主義と理念民主主義の時代のリーダー像と『国のかたち』について」




  諸君よ、何が「正統」であり、何が「正統」でないかということは、結局のところ「時代精神」と「天の御心」(神の世界計画)によって、決まってゆくのではないだろうか。その意味において、「理念自由史観」は、二十世紀で終わったのではなく、「真なる人間」の探究が未だ無限に実在する以上、二十一世紀以降の時代において、地球全体がある程度「自由」の共通基盤に立った上で、さらなる探究が始まったのであるともいえるのである。

  「理念自由史観」の「理念」の本質とは「絶対無」であり、あらゆる個性的実相を礼拝し、尊重してゆく「大和」の心そのものである。すなわち、各民族、各国には、それぞれの歴史と文化と個性的実相があるので、それを尊重してゆくという根本哲学である。かのフランスやアメリカに大統領制があるのは、それが、フランスやアメリカの歴史と文化と個性的実相にかなっていたからであって、その背後には、「時代精神」「世界精神」の発露が実在したのである。

  そして、かのイギリスや、日本において、立憲君主制があるのは、それが、イギリスや日本の歴史と文化と個性的実相にかなっていたからである。しかも、イギリスの王室と、日本国の皇室では、その英訳語も異なるように、成立背景や、歴史や、宗教精神や、哲学倫理や、芸術体系等が、随分異なるのである。

  故に、「真なる天皇」の本質についての根本哲学、根本思想がなければ、「国のかたち」「国家の精神」としての憲法と、憲法哲学、政治哲学を論じてゆくことは、本来出来ないものなのである。その意味において、「議院内閣制」であっても、その個性的実相を礼拝し、実相精神を哲学的に洞察し、具体的に機能を検討してみると、日本国の国柄と風土に合っている側面もあるのである。

  しかし、「衆議院」においては、その名のとおり、民意を充分に反映しなければ、真なる健全な国政を運営してゆくことは出来ないであろうし、良識ある民意を国政に反映してゆくためには、良質なマスコミと、良識ある国民と、あらゆる分野におけるリーダーの養成と活躍が不可欠であろう。さらに、民主主義の欠陥を補完してゆくためには、従来の「参議院」を、哲人賢人を、良識ある推薦を通して担保してゆく「元老院」のような、「哲人賢人院」へと改革してゆく道もありえるであろう。

  同時に、真に国政を担わせうるに足る青少年を 積極的に育成してゆくことも肝要であり、真なる「リーダーシップ」を、「智慧ある判断力」「迅速なる決断力」「果断なる行動力」「明朗なる精神力」「衆知良識を尊重してゆく徳力」等を諸課題にして養成してゆくことが、真に国益を増進しながら地球益を増進してゆくために大切である。

  有能有徳なリーダーの下においては、政治経済も安定し、文化教育も興隆し、倫理道徳も高まるのが本来の姿であり、国家の「かくあるべき姿」であり、その成果を最も享受するのが国民そのものであり、同時に地球市民そのものであるからである。

  真なる「中庸」「中道」「大調和」の精神のもとに、「大いなる夢」と「大いなる志」と「光明信念」をもった真のリーダーが、様々な分野に多様に輩出し、開花してゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




《光明祈念歌》
若葉
 摘む
田園の
  仰ぐれば
 紫雲
   たなびく
  黄金の富士
(貴)          .




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