JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「理念の体系(真理の体系)としての理念歴史観とは何か」




  諸君よ、かのヘーゲルやゲーテやエマソンが、ナポレオンやフランス革命を形容されたように、時代精神を真に体現した人物や事件というものは、歴史上に実在するのである。そして、真理(理念)が天の栄光として輝き、真に歴史を動かしてゆくものなのである。それは、その人物や事件を通して、天の御心が、時代精神、世界精神として、歴史を正しい方向へと創造してゆかれる時期に顕現するものであって、本来、人為を超えているのである。それが「革命」ということの真の意味である。

 「天の御心」なくして、「革命」というものは存在しえないのである。「天の御心」を真に継ぐことなくして、本来の「革命」というものは実在しえないのである。それ故に、明治維新の志士達をはじめとして、歴史的偉人のほとんどが、「天の御心」を感得して歴史を動かされたのである。その真義は、天を愛し、人々を愛する「敬天愛人」の精神にこそ実在するのである。

 如来は如来を真に知り、悟るものである。真理は真理を真に知り、悟るものである。この如来(真理的実在、理念的実在)のことを、真に「代表的人物」というのである。ヘーゲルも、ゲーテも、エマソンも、ルソーも、カーライルも、リンカーンも、日本においては、神武天皇も、邇邇芸命も、大和武命も、聖徳太子も、日蓮も、空海も、福澤諭吉も、谷口雅春も、西田幾多郎も、全て如来である。

 特に、日本の神代の時代に名前が遺っておられたような方々は、すべて真理的実在(理念的実在)として認識されるのが本来の姿なのであり、その意味において、古事記は真に「真理の体系」であり、「理念の体系」そのものであり、その真髄は、仏教的「真理の体系」とも、キリスト教的「真理の体系」とも、イスラム教的「真理の体系」とも、ヒンズー教的「真理の体系」とも、ユダヤ教的「真理の体系」とも、ギリシャ哲学的「真理の体系」とも、近代哲学思想的「真理の体系」とも、科学的「真理の体系」とも、真髄において一致し、一つの生命を形成しており、大宇宙の生命の実在として生かされ、この神の星地球に幸えているのである。

 真なる「理念歴史観」をもって過去を観じ、現在を観じ、未来を観じてゆく所から、真に「天の御心」にかなった日本の運命の開拓、アジアの運命の開拓、地球の運命の開拓が、真に成し遂げられてゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




《光明祈念歌》
   だいわ
「大和」なる
  春日野に
    吹く
自由風
 女神の微笑
  時期を示せり
  (貴).




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