JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「真に自由な社会にこそ真に神の栄光が幸えてゆくのである」





  諸君よ、信仰形態の自由を尊重してゆく所から、真なる真理による自由が保障されてゆくのである。「神は一つ」であり、「真理は一つ」であるが、同時に「神は多くの名前を持つ」ものであり、真理は、多様に分かれてゆくことによって繁栄発展してゆくものなのである。しかし、一なる生命であり、一なる体系であることには変わらないのである。

 かのカール・ユングが述べられているように、「マンダラ」の中にも大宇宙の根本神の摂理が描かれており、造物主の存在形態の一つが示されているのである。太陽神「ラー」とは、或る時は「大日如来」であり、或る時は「天照大御神」でもある。或る時は「法身」として目に見えぬ実在として在り、或る時には「報身」として霊的姿を顕じ、或る時には「応身」として、肉身を顕じられることも在るのである。

 究極の「法身」には姿は無いであろうが、宗教画等に描かれている神々や、天使や、諸如来、諸菩薩には具体的姿があられ、かのアブラハムや、モーゼや、イエス・キリストや、マホメットや、ソクラテスや、プラトンや、孔子や、邇邇芸命や、神武天皇のように、地上に肉身をもって顕れ、肉身をもってロゴス(理念の体系 真理の体系)を示現されることも在るのである。

 この「法身」と「報身」と「応身」は本来一つであって、真髄においては一致するものである。様々な地域や時代の事情に合わせて、様々な方便として異なった教えがありうるけれども、実相的真理、理念的真理は一条である。そして、それは哲学的真理、学問的真理、科学的真理、芸術的真理とも軌を一にするものなのである。こうした包括的真理観、包括的世界観に立脚した上で、多様なる民族が多様なる信仰形態において真に和解の精神をもち、真に「許しと寛容さ」をもって、丁寧な対話を積み重ねてゆかなければならないのである。

 すべての人間に天から与えられた人権があり、すべての民族に天から与えられた恵みがあり、すべての国家に天から与えられた固有の天の栄光があり、その真髄を拝み出し、礼拝し合ってゆけば、「自他一体」「個即全体」に、真に繁栄と平和を幸福を実現し、真に大調和の新時代、「大和」(だいわ)の新時代を実現してゆくことが出来るのである。それこそ、真なる「自由」の世界であり、「一なる神」「一なる天の御心」の統べ給う世界なのである。

 真に「統合と個性の開花」「秩序と自由」の精神を止揚し、尊重し、具体的に顕現してゆけば、真に天の栄光が幸え、無限の富が供給され、あらゆる面において、すべてがよくなってゆくしかないのである。






《光明祈念歌》
  白魚や
春の女神に
  誘われ
七海泳ぎ
 波と戯る
(貴)     .





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