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光明メッセージ | |
Japanese Dream Realization |
諸君よ、人間の有しているものの中で、最も重要にして神聖なるものは、「言葉」であり、「ロゴス」である。そして、「言葉」を展開して、あらゆるものを創造する源の主たる一つになっているものが、「本」である。日ノ本の本も「本」であり、本来の本も「本」であり、本質の本も「本」であり、根本の本も「本」である。故に、新時代のビジョンの一つとして、「本」に対する考え方程、その常識を問い、存在意義を問い、「理念(真善美聖)の体系」を問うてゆかなければならないものはないのである。
「本」の価値の根源とは、一体何であるのか。それは、「本」を著述した方の全人格の価値そのものを起源とするものであろう。すなわち、「本」の著述家並びに、「本」の創造に関わった方、すべての「クリエイター」の方々の理念価値そのものが、深く問われてゆくことになるのである。
故に、価格そのものは、需給関係を通して市場で決定されるのが通常であるけれども、価値そのものは、「理念(真善美聖)の体系」を中心にして、著述家並びに「クリエイター」の方々が、主体的に決定していってもよいものなのである。天の御心にかなうように、理念価値を反映した一定の価格を設定してもよいものなのである。
例えば、真に古典的良書であるならば、一万円の値段がついても相当のものがあろうし、それ以上のものもあってよいであろう。また、クリエイティブな価値の高いものであるならば、さらに高い値段がついてもよいであろう。例えば、高名な画家が装丁を施したものであれば、限定部数で高い価格がついても当然であろう。海外の古本屋市場などでは、これは当然の良識であり、常識であろう。そして、それは必ずしも古本屋に限るものではないことは、コンビニ等に「本」が置かれるようになったことをみても分かるものであろう。
本来本源的な価値の源である「理念(真善美聖)の体系」に基づいて、理念出版業界、理念出版流通業界が、真に自由競争のもとに、より洗練された、より文化性の高い、新生ルネサンス運動の母体、新生地球ルネサンス運動の母体となってゆくことが、「本」そのものに対する人々の眼を開き、「本」そのもの、「言葉」そのもの、「ロゴス」そのものに対する認識を革命的に新たにし、新しい「言葉」「本」「ロゴス」をもとにして、新しい文化文明を構築し、新創造してゆく原動力となってゆくことであろう。
「本」そのものを深く問い直し、深く探究してゆく所から、新時代が始まってゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。
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