JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「柔軟性をもった剛さこそが真なるリーダーの条件である」





  諸君よ、心の柔軟性を育ててゆけ。それは、心の根底において金剛石の如き不動心を保ちながら、現象の波に流されず、しかも、即応してゆくということである。アクセルを踏み込むべき時期には、アクセルを踏み込み、ブレーキを引くべき時期には、ブレーキを踏み込み、常にハンドルの舵取りをバランスよく保つということである。

  喜怒哀楽の感情を豊かな情操として育みながら、同時にそれに流されながらも、流されることなく、自由自在に戻しを入れ、「心の原点」「心の中心点」「心の光明点」に心の針を戻すという習慣が大切である。故に、不動心と豊かな感情というものは、本来一致するものである。

  透徹した理性、金剛石の如き理性と、自由奔放な感性、鋭敏な感性とは本来一致するものであり、その双方を培ってゆくことが、真なるヒューマニズムを育み、人格を育み、国際日本武士道を通して真なるリーダーを育んでゆく道となってゆくのである。それを、真なる「柔」の発想といい、柔よく剛を制す精神態度なのである。

  「柔」の精神態度を真に保てば、剛さがただの剛さとならず、剛さが硬直した精神として判断力を誤らせることもなく、真に剛くありながら、その都度柔軟な判断力を発揮してゆくことが出来るのである。

  かの明治維新の志士達の多くは、実体験を通してそのことをよく悟っておられたのである。それ故に、国家の大局を見誤ることなく、世界史的偉業を真に成し遂げることが出来たのである。その背後には、透徹した理性と豊かな感性があられることには、誰一人例外がない程である。かの勝海舟にしても、坂本龍馬にしても、福澤諭吉にしても、木戸孝允にしても、大久保利通にしても、山縣有朋にしても、真に国運を担せるに足るリーダーの条件として、柔軟な不動心が求められるのである。

  そして、それは、大いなる志をもって、実人生の中で、実体験の中でこそ真に培ってゆくことが出来るものなのである。真なるリーダー像に念いを定める所から、真なるリーダー教育が始まってゆくのである。真なるリーダーが数多く育ってゆけば、日本国にとっても、全世界にとっても、真に人類の黄金時代を築いてゆくことが出来るのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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