諸君よ、「資本」の使い方には「悟り」が必要であり、「徳」が必要であり、「光明」思想が必要なのである。さすれば、そこに「理念資本主義」が生まれ、育まれ、「理念資本主義」原理のもとにおいて、健全にリーダーが育ってゆけば、あらゆる権力や富が真に活き、大いなる繁栄を通した平和と幸福の原理となってゆくのである。

　そして、その余徳によって、一見弱者とみえし方々をも育て、守り導き、全体として効率よく、さらに「徳」を潤しながら、大調和の中に、「神の国」「仏の国」「理念の国」を顕現せしめてゆくことが出来るのである。

　健全で柔軟な信仰心と、信頼と自由競争と互助の精神、自他一体の博愛の精神がある所に、真実なるリーダーが生まれ、育まれ、真実なるリーダーが、国際日本武士道精神をもって、大いなる「仁」徳をもって、「礼」「智」「信」「義」「勇」「忠」「孝」「誠」の精神をもって、「敬天愛人」の信条を実践してゆけば、自ずから国家は治まり、全世界も治まってゆくのである。

　あらゆる方が、究極の「神の国」へと到るための真理を学ぶ過程にあることを、「寛容と許し」「繁栄と平和と幸福」の観点から見守ってゆかなくてはならない。その上で、是は是、非は非として、建設的で積極的な提言を行ってゆかなければならない。

　すべての天の配材に対して心空しく感謝しながら、すべてに学び、すべてを愛し、慈しみ、すべてにイノベーションを加え、すべてを発展繁栄させてゆけば、すべてのすべてが大調和裡に幸えてゆくしかないのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。