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光明メッセージ | |
Japanese Dream Realization |
諸君よ、相手の内奥に価値を認めるということが、自他共に幸えてゆく道なのである。例えば、ユダヤ教の中にも理念(光)はあり、キリスト教の中にも理念(光)はあり、イスラム教の中にも理念(光)はあり、ヒンズー教の中にも理念(光)はあり、神道の中にも理念(光)はあり、それらは内奥において、個性的実相と個性的体系を有しながら、一つの生命の大樹を形成しているのである。一つの叡智的体系を形成しているのである。
自他一体の自覚、真なる博愛の自覚とは、相互に一片の理を認め合い、その一片の理の内奥にある実相を礼拝してゆくことによって生まれ、育まれ、幸えてゆくのである。光を光として認め合い、天の御心を天の御心として認め合えば、そこに全き天の栄光が顕れてゆくのである。ここでは、価値を認めてゆくということが、ホワイトホール(大和の国)を創ってゆき、価値を意志的に全面否定してゆくということが、ブラックホール(暗黒の国)を創ってゆくことになるのである。
故に、本物を本物として肯定し、真なるものを真なるものとして肯定し、善なるものを善なるものとして肯定し、美なるものを美なるものとして肯定し、聖なるものを聖なるものとして肯定してゆけば、あらゆるものの価値が相補って、大調和、大繁栄、大健康なる世界が示現してゆくのである。それこそ、大和(だいわ)の哲学、大和(だいわ)の宗教、大和(だいわ)の芸術の真髄なのである。
故に、「光は光」と断言し、肯定し、真に愛し、慈しみ、尊厳し、礼拝してゆけば、「一粒万倍」となって光が万倍に生長してゆき、大きな生命の大樹となって光明の華を咲かせ、立派な果実を無限無数に実らせてゆくことが出来るのである。そこに、真に自由、平等、博愛にして秩序礼節の精神が全うされた「統合と個性の開花」したる国、大和(だいわ)の国、太陽の国、愛と慈悲と仁の大調和の国の実相が顕現してゆくのである。
「大いなる天の御心に栄光よあれ。」あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。