JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「『節分』の精神的実相と繁栄と健康と平和の大道について」





  諸君よ、「節分」という理念は大切である。「節」度を悟り、「分」を悟るという所から、真なる繁栄と健康と平和が生まれてくるのである。「節分」の精神の実相とは、「礼」の心にあり、「礼」の心の実相とは、「仁」徳そのものにあるのである。よって、常に折目正しくあれ。それは、恭しいものを恭しいものとして尊重せよということでもある。そして、「秩序」を素直に認めた上で、「礼節」を全うしてゆけということである。

  例えば、将棋の世界や囲碁の世界においても、プロとアマの差は歴然としているであろう。そして、有段者の間においても、一段二段の差が、厚みをもっているであろう。そして、その「秩序」が存在することによって、より適正に自己の実力を悟り、他者の実力を悟り、自己の目標を悟り、大いなる夢を実現してゆく階梯を着実に見極めてゆくことが出来るであろう。

  このように、整然とした秩序や階層感覚や段位の差があるということは、大いなる「仁」であり、「愛」であり、「慈悲」であるのである。天の御心の中には、「秩序」「礼節」の理念を通して、「生命」を限りなく、しかも着実に生長させてゆかんとする御意志があられるのである。その上で、道は無数にあり、道は無限に実在するのである。その中から、自由に、また平等に、自分自身の天分と個性に応じた道を発見し、着実に己が悟りの道を極めてゆかれたらよいのである。

  自分の「分」を知るということも、大いなる悟りの道である。自分の「所」を知るということも、大いなる悟りの道である。自分の「所」を客観的に受け入れ、素直な心、積極的な心、明るい心、光明信念の心をもって、その「所」を活かし、大いなる悦びをもって、大いなる夢をもって、無限に生長してゆかんとすることは、「今」そのものを無限に活かすことにつながってゆくのである。

  その意味において、「仁」「義」「礼」「智」「信」の五常の徳、「誠」「忠」「孝」の武士道の徳は、最高の「節分」の 大徳であり、以って、心身共なる繁栄と健康と平和と大いなる夢を実現してゆく大道であるといえるのである。

  よくよく脚下照顧し、大いなる天の大道にしっかりと中軸を踏み降ろし、聖なる基盤を固めよ。聖なる土台を固めよ。大いなる徳の上に建てられた太陽の塔こそが、真なる正義であり、真なる愛であり、真なる自由であり、真なる叡智であり、真なる光明そのものなのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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