JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「フロイト心理学の実相と理念性愛学について」





  諸君よ、神聖な「性」というものは実在するし、本来の姿であり、実相なのである。伊邪那岐、伊邪那美の神話に観られるように、「性」とは本来神聖であるからこそ、「聖」という発音が重ねられているのである。

 故に、神聖な「性」の学、理念性愛学を止揚発展させてゆくことによって、心理学も、生物学も、社会学も、医学も、新境地を開拓してゆくことが出来るのである。かのフロイトが性の潜在意識の心理学に開眼されたことは、心理学上の大いなる業績である。しかし、性の神聖さ、性の中に神の生命があり、仏の生命があり、大いなる天の摂理が隠されている所までは、充分に洞察されていないといえるのである。

 故に、これより「理念性愛心理学」を、限りなく健全な王道心理学の一柱として、創出してゆかなければならない。例えば、ヒンズー密教においても、チベット密教においても、ヨガ密教においても、古代エジプト密教においても、道教密教においても、理趣教等においても、理念性愛心理学は、奥儀として精神世界の一大鉱脈なのである。

 かのナポレオン・ヒルであっても、十三の成功哲学の中の一項目に「性エネルギーの活用」を挙げておられるであろう。かの嘉納治五郎であっても、「精力善用」を掲げておられるであろう。かの貝原益軒であっても、理念性愛学の一端を述べられているであろう。

 このように愛情と恋情だけではなく、性情そのものの中にも、本来天の栄光があり、神の栄光があり、仏の栄光があり、大繁栄革命、大健康革命の源が秘められているといえるのである。神聖な「性」のエネルギーを真に活かし、昇華せしめ、大いなる新生日本ルネサンス文化の基礎力と成してゆけば、まさしく無限にエネルギッシュな一大潮流がおこってくることであろう。

 全き愛情と全き恋情と全き性情を真に活かしてゆくことが、全人類の調和をもたらし、真に光明荘厳なる一大芸術を創造してゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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