JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「教育の根幹は徳育にあり」
〜真なる国際人は真なる日本人である〜





  諸君よ、教育の根幹には徳育があるのである。そして、徳育の根底には、健全にして柔軟な宗教的情操教育、すなわち「魂」の教育があるのである。かのロックであっても、教育の第一の眼目を、神への愛に根ざした徳育に置かれているのである。

  神という概念を、「天」という概念に置きかえて表現されたのが、福澤諭吉をはじめとする明治の先哲達である。「神は多くの名前をもつ」という前提に立てば、宗教的寛容の精神はその根幹であり、さらに自分自身の理性で思考思索し、さらに自己の良心をもって素直に感じとり、善悪を判断してゆく自主性を身につけてゆくということは、その基礎となってゆくのである。

  健全で柔軟な宗教感情と理性的思考力と自然な良心が一体化してゆけば、天に自然に感謝し、報恩行、奉仕行としての人生を念い定め、大いなる志を立ててゆく人財が生まれてゆくのである。志なくして真なる士はなく、志なくして真なる青春はないといっても過言ではないのである。逆に、志を真に立ててゆくことによって、青春の魂の躍動は、数段質の異なる光彩を放ってゆくのである。

  青春の日の志は、人生にとって永遠の至宝である。孔子の御言葉に「我、十有五にして学に志す」というものがあるが、志を真に打ち建てた時期に、人間は、神の子人間、仏の子人間として、天の子人間として、「第二の誕生」を迎えるのである。真なる人間として新生するのである。

  国家もまた、真に新たなる大志を打ち建ててゆくことによって、「第二の誕生」を迎え、真なる国家として、神の国そのものとして新生するのである。そして、健全で多様性を含んだ宗教情操教育の中で、見識と胆識を磨いてゆくことによって、かの新渡戸稲造のような国際的な架け橋を創ってゆくような偉人を輩出してゆくことが出来るのである。

  すべからく真なる愛国心と真なる国際感覚をもった、無私にして博愛なる国際人を養成していっていただきたい。そして、真なる日本人こそが真なる国際人であり、真なる国際人こそが真なる日本人であることを実証していっていただきたい。

  あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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