JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「布施即人生」





  諸君よ、菩薩の天命として、よくよく布施をしてゆく習慣をつけてゆかなければならない。

 単に、信仰生活を送り、真理知識を学んでおられるだけでは、決して菩薩の境涯に到達することはできないということを知らなければならない。菩薩の境涯に到るためには、何よりも菩薩の修行をしなければならないのである。

 菩薩の修行の眼目は、仏教でいわれている「布施波羅蜜多」を実践してゆくことである。この布施行をすることが、菩薩の修行の理念であって、このために、あらゆる修行をしてゆくことが大切なのである。
まず、真なる布施をしてゆくためには、自分の欲望に対して無執着にならなければならないし、その境地を維持しなければならない。

 歴史上の菩薩達をふりかえってみると、皆、自らのことを考えること少なくして、大いなるもののために、自分の有しているものを捧げていかれた方ばかりである。そうした方々は、布施行の中に、限りない悦びを見出された方ばかりである。

 通常の方は、菩薩の境涯に到達できず、執着の中にあられることが多いので、布施行が苦しみになったり、ねばならないという義務感になったりすることが多いけれども、菩薩の境涯に達したならば、何よりも、全身全霊をかけて、大いなるものに布施してゆくことが、最高の悦びとなっているのである。布施行こそ、人生の目的であり、生きがいであり、このために生き、このために死すべきものであるという自覚があるのである。

 この布施即人生の境地、すなわち、布施することが人生であり、人生とは布施することであるといいきれること、また、布施即悦びの境地、すなわち、布施することが悦びであり、悦びとは布施することであるといいきれることが、何よりも大切なのである。

 真に、布施行の天命と悦びに目覚めてこられたならば、一日たりとも、一ヵ月たりとも、一年たりとも、大いなる布施行のために、すべてのエネルギーを注がなくてはいられなくなるのである。

 諸君ら一人一人は、菩薩を目差している方々であるから、「布施波羅蜜多」ということを第一の眼目に掲げて、日々を送ってゆきなさい。かかる心境の日々の積み重ねが、やがて、大いなる光の実績となってゆくのである。

 諸君よ、すべからく聖使命菩薩たれ。現代の普賢の使徒として新生せよ。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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