JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「新時代の歴史哲学と世界精神の実相について」





  諸君よ、「メシア」という概念は、キリスト教の伝統的系譜の中で使われているものであるが、天の御心を継ぐ地上に顕れた聖なる「ロゴス」、聖なる「光」、聖なる「真理」、聖なる「愛」、聖なる「叡智」、聖なる「光明」という観点からその実質を観じていった時期に、「メシア」は、様々な民族の中に、様々な歴史を通じて実在するのである。旧約聖書のモーゼも、イスラム教のマホメットも、ギリシアのゼウスも、ローマのジュピターも、中国の孔子も、老子も、日本国の天御中主神も、天照大御神も、「メシア」の顕れであるといえるのである。

 かのエジプトのファラオ「ラー」も、古代メシアである。「ラー」としての一なる神、一なる真理、一なる精神の太陽を地上において応化して顕現しているのが「メシア」の実質的意義である。新時代においては、「中心者」という概念の方がより適切であろう。その趣旨は、「太陽神」の御心を大宇宙の根本の神の御心として、地上において継ぐ者という意味である。

 「太陽神」の御心、「ラー」の御心が、地上において顕れる時期、そこに「中心者」が顕れ、そこから聖なる歴史が始まってゆくのである。近代においては、ルソーも、カントも、エドガー・ケイシーも、ノストラダムスも、谷口雅春も、出口王仁三郎も、エマソンも、様々な方が預言者として地上に顕れられて、新時代の新天新地、新ミレニアムのエデンの世界を預言されていたのである。

 預言というものは、天の御意志であって、予測とは異なる。天の御意志を「中心」として、真に世界精神の顕現たる歴史が育まれてゆくということが、真なる世界史の実相であり、神の国の実相なのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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