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光明メッセージ | |
Japanese Dream Realization |
諸君よ、十七条の徳目を大切にせよ。「徳」を以ってすべてのものを理念経営してゆけ。自分自身を修め、家庭を修め、学校を修め、会社を修め、国家を修め、全世界を修めてゆけ。「徳」こそが理念であり、真理であり、光明であり、掲げられるべき「光」であり、不動の立脚点なのである。
第一に、「和」を以って貴しとせよ。「大和(だいわ)の理念」をよくよく尊重せよ。大調和を常に旨とせよ。お互いの神性、仏性、良心、理性において、真に和解せよ。真に感謝せよ。そして、お互いの個性的実相を拝み出し、礼拝してゆけ。
第二に、「礼節」を大切にせよ。「あるべきようは」の精神をもって、折目正しく言動せよ。そして、知徳の模範、気品の泉源たれ。
第三に、「清らかさ」を大切にせよ。心身共に清らかさを保ち、日々反省を積み重ねよ。内省的精神態度を確立せよ。その上で清濁併せ呑み、真の清らかさを醸成してゆけ。
第四に、「明るさ」を大切にせよ。常に笑顔と朗らかさを保ち、物事を肯定的に観てゆけ。積極的に観てゆけ。建設的に観てゆけ。明るく観てゆけ。そして、長所と個性を讃嘆せよ。そして、人々を陰日向なく褒めよ。どのような現象の変転の中でも、常に光明信念を貫いてゆけ。
第五に、「美しさ」を大切にせよ。心身共に美しさに心がけ、大自然の中に遊べ。大自然や大宇宙や人間社会の中に真なる美しさを発見し、美しさを表現し、創造してゆけ。
第六に、「剛さ」を大切にせよ。心身共に剛く鍛えてゆけ。そして、無限の勇気とエネルギーとファイティングスピリット、フロンティアスピリット、ベンチャースピリットを把持してゆけ。
第七に、「やさしさ」を大切にせよ。思いやりの心をもって奉仕してゆけ。敬天愛人の精神をもって、人々のために、神々のために、天の摂理のために尽くしてゆけ。
第八に、「叡智」を大切にせよ。よく学び、よく思索し、よく禅定し、経験知を活かし、衆知を尊重してゆけ。そして、真理を探究してゆけ。真理を実践してゆけ。知的悟りを通して、知恵の結晶を育め。叡智の結晶を育んでゆけ。
第九に、「素直さ」を大切にせよ。常に心を謙虚さと感謝と礼節を保て。自我を空しくし、無我の中に真なる自己を発見せよ。生かされている自己を発見せよ。そして、一なる生命と結ばれてあれ。
第十に、「繁栄」を大切にせよ。物心共なる繁栄を探究し、実現してゆけ。真なる繁栄を通して真なる平和と幸福を創造してゆけ。すべてのものの中に、繁栄大革命を実現してゆけ。そして、大調和、大団円の世界を顕わしてゆけ。
第十一に、「健康」を大切にせよ。中庸、中道を心がけ、適切な休養と食事と運動をせよ。規則正しい生活を送り、医学を尊べ。そして、健康になるための心の法則を探究し、実践してゆけ。そして、ますます健康を増進し、天寿を保ち、永遠の若さの輝きを保ち、エネルギッシュに、仕事に、学業に、家業に、精進してゆけ。
第十二に、「勤勉」を大切にせよ。よく学び、よく遊べ。よく働き、よく休養せよ。そして、地道に努力を積み重ねてゆけ。日々精進を積み重ねてゆけ。そして、大成せよ。大業を成就せよ。
第十三に、「悦び」を大切にせよ。喜怒哀楽を超越した悦び一元の境地を保て。そして、大いなる悦びの境地をもって喜びも、怒りも、哀しさも、楽しさも活かしてゆけ。その上で、人生を大いに楽しめ。人生を大いに悦べ。人生を大いに謳歌せよ。すべてを好きになり、すべての中に幸福を顕わしてゆけ。
第十四に、「センス」を大切にせよ。不易流行を旨として、「不易」(変わらない真理、理念)を「今」の時流の中に実現してゆけ。近未来の潮流の中に実現してゆけ。そして、常に新境地を開拓せよ。そして、真善美聖に基づく本当の「センス」を磨いてゆけ。「センス」を磨いてゆくことによって、「悟境」を磨き、真なる芸術性と先端技術に挑戦してゆけ。
第十五に、「個性」を大切にせよ。個性を以って貴しとなし、個性的自己実現を尊べ。自由闊達に個性を伸ばし育むような土壌を大切にせよ。自由な言動を尊重した上で、品格のある社会性を保ち、尊重せよ。
第十六に、「自主性」を大切にせよ。自主独立の精神をもって、常に自主的に発案し、自主的に活動してゆけ。経営理念に忠実でありながら、それを翻訳し、応用してゆくにあたっては、限りなく柔軟であれ。自己信頼、独立自尊の精神のもとに、主体的な創造精神を発揮せよ。主体的な自由の中に、真なる人格の尊厳と社会の尊厳を全うしてゆけ。
第十七に、「国際性」を大切にせよ。心を常に全世界に開いてゆけ。常に開放系の精神を尊重せよ。自分自身の国や、地域社会や、会社や、家庭に誇りを持ち、オリジナルな中心精神に対して主座を保ちながら、すべてのものと真に和解し、お互いに感謝し合い、お互いに活かし合い、お互いに伸ばし育み合え。大調和を以って貴しとなし、大宇宙、大自然の摂理に則って、無限に繁栄してゆけ。
大いなる「徳」を根本理念として、すべてのものを修め、経営し、あらゆるものに「光」を掲げてゆけ。大いなる十七条の徳をもって、すべてのものを回天させてゆけ。そして、大調和の内に繁栄大革命を成就してゆけ。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。