諸君よ、天の御心というものは、大宇宙の理法そのものであって、大宇宙の根本の意志をロゴスとして顕わしたものである。それこそ、声字の実相であり、言霊の実相である。故に、聖なる直覚に基づいた預言の中には、永遠なる生命の光が宿されているのである。無限なるエネルギーが宿されているのである。大宇宙の全ての全てを鳴り響かせ、大宇宙の全ての全てを回天させてゆく無限のエネルギーが宿されているのである。

　故に、聖なる言霊をよくよく敬い、至宝として尊重せよ。そして善用し、活用してゆけ。そこに新時代の無限のエネルギー源の鍵もあるのである。「E=mc2」という真理は、霊なる言霊にも応用することが出来るのである。聖なる言霊によって導き出されるエネルギーが質量となり、物体をも動かし、生命の糧ともなり、精神の「太陽」そのものの働きをしてゆくのである。この精神の「太陽」のエネルギーを直く正しく活用してゆけば「ホワイトホール」が生じ、反発し、逆に悪用してゆけば「ブラックホール」が生ずるのである。

　故に、聖なる「太陽」のロゴスは、大宇宙の根本原理として、大宇宙の根本エネルギー源として、日本国はもちろんのこと、地球全体にも、銀河全体にも、大宇宙全体にも、他大宇宙全体にも、その影響力を及ぼしてゆくことが出来るのである。その意味において、精神の「太陽」こそは、真なる造物主（クリエイター）であるともいえる。それが聖なる御言葉、神聖なるロゴスの本質であり、実相である。

　真実なる宗教は、狭い意味での宗教ではない。全ての全てであり、全ての全てに応用が効く哲理であり、理法である。理法である以上法則性があり、それは諸学に応用できる真理そのものである。物理学や、生物学や、工学や、医学や、地学や、全てに応用でき、全てに生命を与え、全ての全てに「理念」という本来の体系的秩序を与えてゆくものなのである。

　聖なるロゴスを応用したものが「理念学術体系」であり、真なる「理念学術体系」の下に、全ての全ての世界が回天し、全ての全ての生命が幸えてゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。