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光明メッセージ | |
Japanese Dream Realization |
諸君よ、既に与えられているもの、既にあるものの中にいかに価値を再発見し、さらに価値を顕わしてゆくかということは大切である。ある特定のものであったとしても、それに対して、真に価値を与え、生命を与え、光を与えうる方が出現した時に、その対象も、さらなる価値を示顕するものなのである。
日本の偉人であっても、未だ充分に世界史的価値があてられていない方は多いのである。こうした方に価値を与えてゆくことが、真なる顕彰ということである。そして、さらなる付加価値を真に与えることによって、地域社会の地方益が増し、国家の国益が増し、全世界の地球益が増してゆくのである。
故に、真なる批評眼を尊べ。特に、真なる理念批評眼を尊べ。さらには、真なる光明的理念批評家を尊べ。かの小林秀雄や、白洲正子や、江藤淳や、司馬遼太郎や、こうした真に世界に通用する批評眼をもたれた方がおられたおかげで、どれだけ日本の文化価値が上がり、どれだけ日本の偉人天才の価値が上がり、どれだけアジアの文化価値、世界の文化価値が上がったことか。
本物の理念、本物の絶対精神の顕れである、真なるもの、善なるもの、美なるもの、聖なるものを真に悟り味わうことは、高度な心境と悟境を要するのである。日本人多くありといえども、真に富士山の価値が分かりきった方は皆無に近いのである。真に桜花、菊花の価値が分かりきった方は皆無に近いのである。真に瀬戸内海の価値が分かりきった方は皆無に近いのである。真に古事記の価値が分かりきった方は皆無に近いのである。
それが文化の厚みであり、高さであり、広さであり、深さである。日本国が神の国そのものであり、神々の国そのものであることは、神の国を真に観ずる方々によって、真に発見されるのである。日本国が八百万の神々の国であることは、数多くの偉人天才に光を掲げ照らしてゆくことによって、自ずから実証されてゆくのである。
文化大国日本の新生ルネサンスの潮流は、これからますます興隆し、芸術繁栄大革命と大調和の時代の証として、成就してゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。