JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「哲学的に人間を問い人生の中に哲学を活かせ」





 諸君よ、人生は、いつまでも若く生きることは出来るものなのである。いつまでも青春を生きることは出来るものなのである。それは、精神的に青く、心の中に春を描いてゆけばよいのである。青くということは、人生に対する誠実さ、真面目さを忘れないということである。人生を真正面から論じてゆく姿勢を持ちつづけるということである。

 「人間は生きている限り迷うものだ」というファウストの言葉どおり、生きれば生きる程に、深さと高さと広さと味わいが出てくるのが人生の本質であり、根本である。しかし同時に、学びつづけてゆく人間は、必ず救われることも人生の真実であり、真理であり、天の摂理である。

 故に、常に求道心をもって、人間そのものを探究してゆかなければならない。哲学の対象として、生きている自分そのものを探究してゆかなければならない。自分自身にとって真なる魂の救済とは何かという、永遠のテーマを探究してゆかなくてはならない。

 それは、学生の時よりも、実社会に出た後の方が真に問わなければならないテーマであろう。何故なら、社会的責任が言動に生じてくるからである。社会的責任を常に全うしてゆくためには、常に自分自身の良心の声を掘り下げ、自分自身の理性の声を掘り下げ、衆知を敬い学び、天を敬い学び、自分自身を真に知る旅をつづけてゆかなければならない。

 自分自身の内奥に、「価値」の実在を根源的に問う旅を続けてゆかなくてはならない。それは、青き問いであり、春の証である。そして、それ故にこそ、大いなる理想を掲げ、大いなる夢を掲げ、新時代を開拓してゆかなければならない。大いなる希望の中に、深い問いとしての春と、明るい展望としての春が同居しているのである。

 その一大光明信念に基づいた哲学的人間学がありつづける限り、人生のどのような厳冬の中からでも、真に青春の心境を維持つづけ、真に春の時代を実現し、顕わしてゆくことができるのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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